多くの方のクラブを実際に手に取って拝見します。手に取っての感覚だけでなく、重量など、いくつかは計測してお話することも多々あります。
ゴルフの楽しみ方や頻度だったり、その方のフィジカル面、といっても大げさな話ではなく、体力やスポーツ歴、場合によってはケガをした経緯があるのかどうか、など会話をしながらヒアリングもしていきます。(あ、極力自然に、を心がけて(;'∀'))
そこで一つの参考になるかもしれないことをお伝えしようとこの記事をアップしています。簡単なことなのでラウンドのことを少し思い出していただければ、すぐにわかると思います。
それは。。。
ラウンドの後半、特にあがり3ホールぐらいのこと。スタート直後やお昼前など一番体が動いているときと同じようにクラブを振れていますか?
ということを思い出してみてください。飛距離とかいうよりも、同じ感覚でスイングできていますか?ということです。ゴルフはスポーツですから、いくらカートに乗って移動しても体力は使います。後半、とくに残り3ホールはその日のスコアをまとめるのにちょっと頑張りたくなる場面です。体力的には気づかないうちに疲労があり、精神的にも自分にプレッシャーをかける場面があると思います。そこで、前半と同じようにスイングでいていますか?それともちょっと「重さ」を感じたり「振られてたり」「フィニッシュでバランス崩したり」していませんか?もし、心当たりがあるならば、それはオーバースペックかもしれません。
逆に言うと、スタートホールから2ホールぐらいはクラブが少し頼りないなぁ。。。と感じるぐらいでいいのかもしれません。
もちろん、これは全員に当てはまることではないので、冒頭に申し上げた通り、いろいろヒアリングをしてお話します。ただ、ゴリゴリのプロやプロレベルのアスリート系ゴルファーは少数派なので、この話には当てはまりません。ただ、多くの一般ゴルファーにはどうやら当てはめて考えることは必要だと思います。
「振れるなかで一番重いものがいい」とよく言われますが(最近はあまり聞かないかな)、誰も「ラウンドで一日を通して同じように振れるなかで一番重いものがいい」とはいいませんよね。今は寒いのでこれまた同じようになりませんが、来シーズンに向けて少し考えてみるにはいいんじゃないでしょうか。。。
Comments