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スイングを客観的に

  • 執筆者の写真: GOLFLAB
    GOLFLAB
  • 2021年1月4日
  • 読了時間: 2分

過去の事例から



『ドライバーでアウトサイド・イン、かつ上から(ダウンブロー)打つクセが強かったから、インサイド・アウトのアッパーブローのイメージでずっと練習してます』という方。



クラブフィッティングにご来店されたので早速計測に。



すると、練習の成果か、インサイドからクラブは出ていますが…確かにアッパーブローですが…両方とも極端すぎます(;'∀')



実際にデータで見ていただくとその極端さが分かっていただけたようですが、ではなぜそんなに極端になったかというと、たまにどスライスが出るらしく…



計測を続けると、その、たまに出るスライスがありました。よく見るとそのインパクトだけフェイスが極端に開いて当たっただけなんです。クラブパスやアタックアングルも基本的にはドロー、フックするはずなんですが、ミスも当然あります。そのミスがたまたまフェイスが開いて当たっただけなんです。でもそれを『カット軌道だから』『上から打つから』と一般的にに言われていることを鵜呑みにして練習に励んでこられたからですね。



ナイスショットもドローを通り越してフック。それを嫌がってペラペラスライス。その極端なスイングパスではそうなりますよね、と説明し、ご自身ではカット気味のスイングをしてもらうとナイスショット連発!



『これでええんか!』そうです。それでいいんです。クラブ替える必要ありません。



でも、こんな方には計測もせずに『やさしくつかまるクラブです』とか『左を気にせず叩けます』とか言ってヘッドやシャフトを販売することもあるんだろうなぁ。。。と感じたフィッティングでした。

画像はイメージ

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