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工房なのにスイングの話

  • 執筆者の写真: GOLFLAB
    GOLFLAB
  • 2021年5月19日
  • 読了時間: 2分

ゴルフ工房ではありますが、ゴルフのスイングについては多くの情報があり、動画共有サイトではゴルフ関連チャンネルが多数あります。その中でもスイングに関する動画は多くありますし、皆さんも少なからず観ていることだと思います。



ただ、動画の中で解説されている話は、伝えようとしている人が、どのような身体の動きを言葉にしているのか、クラブの操作をどのような感覚で行っているのか、またそれをどう表現し、伝えていこうとしているのか、その人のことを良く分かっていないと間違って受け取る可能性も十分にあります。



また、その情報が動画を見ているひとにとって、有効なのか、無効なのか、つまりは必要かどうかを見極めることが必要になってきます。



以前、フィッティングしたお客様で次のようなケースがありました。ご本人はスイングがカット軌道(アウトサイドイン軌道)なのでクラブをインサイド側から出していこうと一生懸命に練習されていたようです。ところが、フィッティングをしていくと、しっかりインサイドからクラブが入っており、ドロー系のスイングをされていました。それも大きすぎるぐらいのインサイドアウト軌道でした。



練習をしっかりしたせいで、極端なスイングになってしまっていたのです。仮にこの方がこれからも『スライス軌道を修正するにはこんな練習がいいですよ』というような動画を見て練習していたら、もっとひどいスイング(フックしかしない)になっていったことでしょう。



ただ、それは動画のせいではなく、その情報を選択することがすごく大切で、そのためにはご自身がどのようなスイングをしているのか、客観的に知ることがすごく大切です。



ゴルフ工房のオヤジではありますが、スイング理論のD-Planeを一応理解したうえでフィッテイングなどを行っていますので、物理的にご説明させていただきます。もちろんD-Planeが完璧な理論でない部分があることも承知しています。もし飛球理論でスイングプレーンとクラブパスの違いや、ダイナミックロフトやスピンロフト(もちろんリアルロフト)などそれぞれの言葉の意味などが分かるとスイングを考えるうえでとても分かりやすくなるので是非知ってほしいですね。練習場にいる『教え魔』にからまれて嫌な思いをした経験があるなら、飛球理論で戦ってください(笑)



そうするとどのクラブがいいのか、それはなぜなのか、ということもわかるようになります。『評判がいいから』とか『この人が使ってる』というなんの根拠もない宣伝に左右されるのはもやめましょう(笑)



 
 
 

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