FP値の変化

久しぶりの投稿になってしまいました。新型ウィルス感染症の拡大も落ち着き始めている様子ですが、まだまだ各業界とも厳しい状況のようですね…



ブログの引っ越しということもあり、過去の記事からいろいろ再アップしようとして記事を更新しています。



今回は『FP値によるロフト変化』を検証した、という内容です。



あるメーカーでは『FP値が2ミリ変化するとダイナミックロフトが4度変わる』というものでアイアンのFP値違いを0、-2、+2とFP値違いのモデルを製作したというもの。



この時点で??と思ったので3名のプレイヤーと各FP値違いのモデルを計測し、詳細なデータをとってみました。詳細というからにはGEARSを使って1/24秒単位の検証を行い、ダイナミックロフトの変化を検証したものです。



その結果、4/100°から8/100°(0.04°から0.08°)程度のダイナミックロフトの変化は確かにありましたが、『4°変化する』という点には程遠いものがありました。



プロレベルの方とアベレージゴルファーで比べてもみましたが、ご想像の通り、アベレージゴルファーでは同一クラブでもダイナミックロフトがすぐに2度近く変化してしまうこともあります。



もちろん検証データは同じようなアタックアングル、パス、フェイスアングルなどを抽出して検証していきました。



このことからも『FP値の違いで4°のダイナミックロフトが変化する』というのは全く成り立たないのではないか、という結論に達しました。



もちろん、ロボットを使って毎回同じスイングをしたわけではありません。ただ、実際にゴルフをするのはロボットではなく、人間なので、このデータが物理的に正しいとも思えませんが、実際のゴルフではどうかという観点からは現実的なデータがとれたかと思います。



『FP値を変化 → ロフト変化 → 飛ばす』というロジックではなく、『番手を上げて飛ばす』でいいと思っています。



最新記事

すべて表示

何度書き直してもうまく言えない

先日、最近の発見や、偶然感じたことを思うままに『あーでもない、こーもない』という話をする機会が久しぶりにありました。 これまで、スイングや飛球理論をしっかりと三次元でとらえていたと思っていたことが、ひょっとしたらまだ不足しているのではないか、という点が出てきました。 ボールはクラブヘッドが物理的に衝突することで飛んでいく現象です。それにより飛んでいくボールにはそのインパクトの結果がすべて表れている

気を付けていること

フィッティングの入口で気を付けていることがあります。 現状を計測している段階で、イメージ通りの球筋なのか、イメージとは違う球筋なのか、を確認することです。 イメージ通りの球筋であればいいのですが、計測結果が仮にナイスボールだとしても、ご本人が『いや、違うねん。逆球やねん』となれば話は変わってきます。 イメージ通りの球筋のなかで改善点を見つけていくのか、逆球が多いからそれを修正していくのか、では対策

買わされそう(;'∀')

新しいお客様(^^♪ 前にチラッと覗いていただいて、本日はドライバーのご相談。 『とにかく飛ばなくて何とかしたい』と。でもつい最近、大手日本メーカーのクラブに買い替えたところ。 いくつかご質問してフィッティング。 解決したい点はすぐに見つかり、スリーブ付きだったので少し調整して、別のスパイスを加えてボールスピードも上がり、多すぎたスピン量も減りました(^^! ただそれまでは『買わ

  • Twitter

©2019 by GOLF LAB Gripping Station. Proudly created with Wix.com