top of page

スパインの話


最近、あまり耳にしなくなったような気がしますが。。。



スパイン、です



カーボンシャフトはカーボンシートをグルグル巻いていきますので重心のズレというか、肉厚の変化というのか、シートの巻き始めと巻き終わりとか、わずかながら円柱状になっているシャフトに差があるのです。



ただ、メーカーさんはもちろんそのことを考えて、シャフトの最後にコスメシート(化粧シート)を巻いています。



なかなか、目にする機会はないかもしれませんが、新品のシャフトには写真のようにシャフト上に白い点(フジクラの場合)があり、スペックのシールが貼ってあります。さらに、コスメ上の「6S」などモデルの重量やフレックスがプリントされている部分はその「白い点」と寸分たがわず表示されています。



つまり、シャフトを組む際にコスメシート基準で組めば、スパインの影響は最小限になるように製品化されています。いままで、数多くのシャフトを組んできましたが、スパインを示す点とコスメ上のスペック表示位置がズレていたことは1本たりともありません。



スパイン調整には賛否あると思いますが、私は意味がないと思うのでそのままセンターとして組んでいます。そもそも昨今のスリーブでクルクル回せばそれも変わってくるんですけどね。







最新記事

すべて表示

スイングプレーンはクラブヘッドがどのような軌跡でインパクトにむかっていくか、その軌跡が描く面はどのような角度になっているか、それによってボールがどのようにとんでいくかを解析すのに必要な要素です。 アウトサイドイン、カット軌道、スライスというワードはアマチュアゴルファーはあまり好きなワードではないかもしれませんね。 ゴルフ工房としては、改善したいことをクラブで何とかできないか、ということを考えてクラ

3月9日木曜日から3月12日日曜日までお休みします。 3月13日月曜日から通常営業いたします。 どうぞよろしくお願いします。

アイアンシャフトのご相談 「最近、左ひじを痛めるし、距離は落ちるし、シャフトを軽くしようかと思う」と。 お使いのクラブを拝見すると、うん、確かに重め、硬めです。 シングルプレーヤーさんで、ラウンド回数は月に6、7回としっかり。 「特に、150ヤードぐらいのショットの精度が悪くなってきた」と。 距離が足らなかったり、振りすぎて左に外したり、というミスが多くなっているようです。 「ひじも痛めていること

bottom of page